れんげの役割

れんげの役割
神戸市西区のれんげ畑です。

昔は徒歩圏内にれんげ畑がたくさんありましたが、最近はなくなりました。

れんげの根には根瘤菌が共生していて、この根瘤菌が植物に欠かせない栄養素であるチッソを提供しています。

稲を植える前の田んぼにれんげを植えるのは、窒素分の多い土壌作りのためですが、即効性のある化学肥料が使われるようになって、れんげ畑はほとんど見なくなってしまいました。

れんげが蓄えた栄養でできたお米のほうが、やさしい味がしそうですけどね。