変態中です。

くぎ煮にするイカナゴを洗っていて、ちょっと変わった魚を見つけました。
別に種類が変わっているわけではありません。魚はカレイの幼魚です。
カレイは卵から孵化してすぐは、他の魚と同じように両方に目があり、普通に泳ぎます。
大きくなるにつれ、片側の目がもう片方に移動し、海底生活に移ります。写真はちょうど目が移動中の状態で、1.5センチほどの赤ちゃんです。


表から見ると普通のカレイのように見えますが、裏返すとまだ目が移動しきっていないことがわかります。瀬戸内海でのマコガレイの産卵は1月ごろですから2ヶ月ほどで海底生活に移るみたいですね。初めて見ました。